東芝エコキュートのエラーコード一覧【原因と対処法】
目次
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最終更新: 2026-08-04
- 東芝エコキュートのエラーコードは「センサー系(E)」「ヒートポンプ系(H)」「通信系(C)」「使用状況系(U)」の4系統に大別できる
- 表示されたらまず運転スイッチのオフ→オンでリセットを試みる
- リセット後も繰り返す・お湯が出ない・水漏れがある場合は早期に業者へ連絡する
- 冷媒・電気配線に関わる内部修理は法令上資格が必要なため、DIYでの分解は絶対に行わない
- コードの正確な意味は機種によって異なるため、取扱説明書またはメーカー公式サイトで必ず確認する
朝のシャワーを浴びようとしたら、リモコンパネルに見慣れない英数字が表示されていた——そんな状況に直面したとき、何から手をつければよいか迷うのは当然です。東芝エコキュートのエラーコードは種類が多く、コードによって緊急度も対処法も大きく異なります。
ここでは東芝エコキュートのエラーコードを系統別に整理し、自分でできる応急処置と業者に任せるべき作業の境界線を明確にします。なお、コードの具体的な意味は機種ごとに割り当てが異なる場合があるため、最終的にはお手元の取扱説明書またはTOSHIBA公式サポートページでの確認を推奨します。
エラーコードが出たら最初にやること
表示内容を記録してからリセットを試みる、というのが基本の流れです。焦って電源を切り続けたり、逆にそのまま放置したりすると、状況の把握が遅れます。
- リモコンに表示されているコードをスマートフォンで撮影する 後で業者へ伝えるときに正確な情報が役立つ
- 運転スイッチをオフにして2〜3分放置する 一時的な誤検知はこれで消えることがある
- 再起動後に同じコードが再表示されるか確認する 再表示されなければしばらく経過観察
- 繰り返し表示される場合は取扱説明書のエラーコード表を参照する 機種専用の資料が最も正確
- 湯が出ない・水漏れがある・異臭がするなど異常が続く場合は業者へ連絡する
リセット一発で消えるエラーもあれば、内部部品の劣化が原因で何度も繰り返すエラーもあります。再発する頻度と症状の組み合わせで緊急度を判断してください。
東芝エコキュートの主なエラーコード一覧
以下は東芝製エコキュートで表示されることが多いとされるコードの一般的な傾向をまとめた参考一覧です。機種ごとに意味が異なる場合があります。正確な定義は必ずお使いの機種の取扱説明書またはメーカー公式サイトでご確認ください。
センサー・機器異常系(Eコード)
| コード例 | 一般的な傾向として考えられる内容 |
|---|---|
| E01 | 貯湯タンク上部温度センサーの異常 |
| E02 | 貯湯タンク下部温度センサーの異常 |
| E06 | 給水・入水温度センサーの異常 |
| E07 | ヒートポンプ往き温度センサーの異常 |
| E08 | ヒートポンプ戻り温度センサーの異常 |
| E14 | 冷媒高圧圧力の超過検知 |
| E16 | 冷媒低圧圧力の異常低下 |
| E30 | 水位センサーの異常 |
| E32 | 湯張り量が設定値と大きくずれている |
| E37 | 流量センサーの異常 |
Eコードはセンサー本体の故障だけでなく、センサーへの配線断線や基板側の問題が原因になることもあります。リセットで一時的に消えても繰り返す場合は部品交換が必要なケースが多くなります。
ヒートポンプユニット系(Hコード)
| コード例 | 一般的な傾向として考えられる内容 |
|---|---|
| H01 | コンプレッサーの過電流・起動異常 |
| H04 | ファンモーターの異常 |
| H07 | 吐出温度の異常上昇 |
| H14 | 高圧保護の作動 |
Hコードはヒートポンプユニット(室外機側)に関連します。真夏の高温時や積雪による通気口の詰まりで一時的に出ることもありますが、複数回繰り返す場合はコンプレッサーやファンの劣化を疑います。
通信エラー系(Cコード)
| コード例 | 一般的な傾向として考えられる内容 |
|---|---|
| C01 | タンクユニットとヒートポンプユニット間の通信異常 |
| C03 | リモコンとタンクユニット間の通信異常 |
電源の瞬断や配線の接触不良で一時的に発生することがあります。ブレーカーをオフにして1〜2分待ってから復帰させると解消するケースもありますが、繰り返す場合は配線や基板の不具合が考えられます。
使用状況・給水系(Uコード)
| コード例 | 一般的な傾向として考えられる内容 |
|---|---|
| U01 | 湯切れ(タンク内のお湯がなくなっている) |
| U07 | 断水または給水圧力の低下 |
U01は故障ではなく使用量の過多が原因です。リモコンの「沸き増し」ボタンで追加加熱するか、翌日の深夜自動沸き上げまで待つことで対処できます。
本一覧は公開情報をもとにした参考資料であり、特定機種の仕様を保証するものではありません。東芝エコキュートは型番によってコード体系が異なる場合があります。表示されたコードの正確な意味は、製品付属の取扱説明書またはTOSHIBAサポートサイトでご確認ください。
自分でできる応急処置の範囲
東芝エコキュートのエラーコードが出たとき、ユーザー自身が行ってよい応急処置は限られています。
- 運転スイッチのオフ→オン(リセット)
- ブレーカーをオフにして電源を完全遮断する
- 止水栓を閉めて水漏れを一時的に止める
- 機器周辺に異臭がする場合は換気する
- 沸き増しボタンで湯切れを補う
これ以外の操作——カバーの取り外し、配管の接続変更、内部部品の調整など——は行わないでください。
エコキュートのヒートポンプには冷媒(フロン類)が使用されており、冷媒の充填・回収には「第一種冷媒フロン類取扱技術者」などの資格が法令上必要です。また電気配線の改修には電気工事士資格が必要です。資格のない状態での作業は安全上のリスクだけでなく法令違反になる可能性があります。
業者に依頼すべき状況の見分け方
正直なところ、エラーコードが1回表示されただけで即座に業者を呼ぶ必要があるかというと、状況次第です。リセットで解消しそのまま問題なく動くケースも少なくありません。一方で、以下のサインが出ている場合は早期連絡が賢明です。
- リセット後も同じエラーコードが繰り返し表示される
- お湯が全く出ない状態が数時間以上続いている
- タンク周辺や配管から水漏れが確認できる
- 金属音・振動音・異臭など通常と異なる状態がある
- ヒートポンプユニットに大量の霜が付着している(夏季など本来起きにくい季節)
- エラーコードに加えて操作パネルが反応しない・電源が入らない
- 部品在庫があるうちに手配できる(需要が高い部品は欠品することがある)
- 軽微なうちに対処することで修理費用を抑えられる場合がある
- メーカー保証・延長保証が残っている場合、無償対応になるケースがある(保証内容は購入時の書類で確認)
- 故障が拡大する前に原因を特定できる
修理・交換費用の目安
2026年8月時点では、東芝エコキュートの修理費用は故障箇所によって幅があります。以下はあくまで参考目安であり、業者・地域・機種の年式によって変動します。
| 故障箇所 | 費用の目安 |
|---|---|
| センサー単体の交換 | 1万円〜4万円程度 |
| ファンモーター交換 | 3万円〜7万円程度 |
| 基板交換 | 3万円〜9万円程度 |
| コンプレッサー交換 | 8万円〜18万円程度 |
| タンクユニット本体交換 | 10万円〜25万円程度(工事費別) |
| エコキュート全体の買い替え | 25万円〜55万円程度(工事費込み) |
製造から10年以上経過している機種は部品の入手が難しくなる場合があり、修理より買い替えを勧められることもあります。見積もりを取得する際は「修理した場合」と「交換した場合」の両方を提示してもらうと比較しやすくなります。
業者選びで確認すべきポイント
エコキュートの修理・交換を依頼する際は、業者の選定が費用と仕上がりの両方に影響します。
給湯器・エコキュートのトラブルに特化した相談窓口として、ネット経由で見積もり依頼ができるサービスがあります。当サイトで紹介しているお湯が出ない.comは、給湯器やエコキュートの不具合相談を受け付けており、全国から問い合わせに対応しています(対応エリアは公式サイトで確認してください)。
業者を選ぶ際に確認したい点は次のとおりです。
- 訪問見積もりが無料か:見積もり後にキャンセルできるかどうかも事前に確認する
- 冷媒取扱資格の保有者が作業するか:Hコード系の修理は有資格者の対応が前提
- 作業後の保証期間があるか:修理後の再発リスクに備えて保証条件を確認する
- 即日または翌日対応が可能か:お湯が出ない状態では対応スピードが生活直結の問題になる
- 複数の業者から見積もりを取得する:費用の相場感を把握するために2〜3社の比較が有効
東芝エコキュートのエラーコード対応まとめ
東芝エコキュートのエラーコードはセンサー異常(E系)・ヒートポンプ異常(H系)・通信エラー(C系)・使用状況(U系)の4系統に分類できます。表示されたらまずリセットを試み、繰り返す場合や生活への支障が出ている場合は早めに業者へ相談するのが基本方針です。
冷媒・電気配線に関わる作業は法令上の資格が必要であり、内部の分解・修理はユーザーが行ってはならない領域です。応急処置として許容されるのは電源操作・止水・換気といった安全な範囲に限られます。
そしてあらためて強調しますが、コードの正確な意味はお使いの機種によって異なります。本記事の一覧はあくまで参考情報として活用し、最終判断は取扱説明書またはメーカー公式サイトの記載に基づいてください。
本記事のエラーコード一覧は公開情報をもとにした一般的な傾向の解説であり、特定機種の動作・仕様を保証するものではありません。修理・交換の判断は有資格の専門業者またはTOSHIBAサポートへご相談ください。
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